インスタンスのアクティブ化
ActiveServerインスタンスをアクティブ化するには:
1.GPaymentsからライセンスを購入する¶
インスタンスをアクティブ化するためのMyAccount機能にアクセスするには、GPaymentsからライセンスを購入する必要があります。詳細については、sales@gpayments.co.jpにお問い合わせください。
2.インスタンスのセットアップ¶
クイックスタートに従って、ActiveServerインスタンスがセットアップされていることと、管理インターフェイスにアクセスできることを確認してください。
3.外部URLおよび認証API URLの設定¶
管理インターフェイスで、Settings > 3D Secure 2に移動し、External URLおよびAuth API URLの値を入力します。Saveボタンを選択します。
External URL - ActiveServerインスタンスが実行中で、
as.server.https.port
でリスンするように設定した、パブリックにアクセスできるURL。注意点: 外部URLはロードバランサーのセットアップによってはポート番号を必要としません。例:https://admin.myserverinstance.com
。Auth API URL - 認証APIにアクセスするためのURL。このURLドメイン名は、認証APIコールを行って加盟店を認証するのに使用されるクライアント証明書を発行するために使用されます。このURLが指定されない場合、デフォルトでは、アクティブ化中に設定したExternal URLを使用してクライアント証明書を発行します。
4.サーバーを登録し、アクティブ化の方法を選択¶
1.MyAccountにログインします。GPaymentsからライセンスを購入している場合は、すでにActiveServerセクションにアクセスできるはずです。
2.サイドメニューのActiveServer > My Instancesを選択します。
- ADD NEW SERVERを選択します。以下のような画面が表示されます。この画面には、Server Nameの入力フィールドが表示されます。
- REGISTERを選択します。入力したサーバー情報と Activation Stateが表示されます。間違えてしまい、このインスタンスを削除する場合は、REMOVEを選択します。
ACTIVATE 3DS SERVERを選択します。以下のアクティブ化方法からいずれかを選択するように求められます。
オプション1:セッションを使用したアクティブ化¶
この方法を選択する場合、前のステップで指定した External URL がパブリックにアクセスできることを確認してください。
ライセンス・サーバーは、このExternal URLにリクエストを送信し、指定したExternal URLでインスタンスが実行中であることを確認し、インスタンスをアクティブ化します。
オプション2:DNSを使用したアクティブ化¶
このアクティブ化プロセスでは、GPaymentsのライセンス・サーバーによって生成された
CNAME
レコードを検証することで、ActiveServerインスタンスをアクティブ化します。DNSレコードは以下のように表示されます:
DNSレコードを作成するには:
1.ドメインのDNSレコードに移動します。
2.DNS設定にレコードを追加し、レコードのタイプとしてCNAMEを選択します。
3.Nameの値(上記のスクリーンショットの_n4xi8anlpzdopxhps0yhutxov3av75xv
)をコピーして、DNSレコードのLabel/Host/Nameに貼り付けます。これはドメイン・ホストによって異なります。
4.Valueの値(上記のスクリーンショットの_c03ocacrxizwqd2hk1vvczk3anppiwbf.41bhl6zhct.gp-validations.myaccount.
)をコピーして、Destination/Target/Valueに貼り付けます。これはドメイン・ホストによって異なります。
5.レコードを保存します。CNAMEレコードの変更が有効になるには最大72時間かかる場合がありますが、通常はより短い時間で反映されます。
Note
ドメイン・ホストは通常、ドメイン名の購入元です(GoDaddy®、Enom®、Name.comなど)。
6.すべてのデータ要素を送信するか、送信したデータ要素をカスタマイズするかを選択することで、ライセンス・サーバーに送信されるデータ要素を選択します。
Transaction data (core): 請求のために必要な情報であり、送信するために必須(または条件付き必須)です。
ID | 名前 | 必須 | グループ | コメント |
---|---|---|---|---|
ADE001 | ディレクトリ・サーバー・タイプ | Y | コア | 認証リクエストがProductionまたはGPayments TestLabsのディレクトリ・サーバーに送信されたかどうかを追跡するのに使用されます。 |
ADE002 | 3DSサーバー取引ID | Y | コア | 3DSサーバーが取引に割り当てたID。請求の紛争が発生した場合に取引を相互参照するのに使用されます。 |
ADE003 | SDK取引ID | C | コア | 条件付き必須:SDK取引に対してのみ割り当てられ、値が存在する場合に指定する必要があります。請求の紛争が発生した場合に取引を相互参照するのに使用されます。 |
ADE004 | ACS取引ID | Y | コア | ACSが取引に割り当てたID。請求の紛争が発生した場合に相互参照するのに使用されます。 |
ADE005 | 取引ステータス | Y | コア | 取引ステータス(“Y”、“A”、“N”など)。これは、請求のための最終取引ステータスを決定するのに使用されます(すなわち、取引中にエラーが発生)。 |
ADE006 | 取引ステータスの理由 | C | コア | 条件付き必須:取引が失敗した理由であり、請求のために失敗した正確な理由を特定するのに役立ちます。値が存在(すなわち取引が失敗)する場合に指定する必要があります。 |
ADE007 | 取引開始時間 | Y | コア | 取引開始時間。請求サイクルを決定するときに必要です。 |
ADE008 | 取引終了時間 | C | コア | 条件付き必須:取引終了時間。取引が失敗したり早期に終了したりした場合はnullとなり、利用可能な場合は必須です。 |
Transaction data (extended): 請求目的で条件付き必須の場合を除き、任意の情報です。この情報をオプトインすると、GPaymentsが匿名の業界の見識を、参加するクライアントと共有することを許可したことになります。
ID | 名前 | 必須 | グループ | コメント |
---|---|---|---|---|
ADE009 | ペイメント・ネットワーク | N | 拡張 | 取引に使用されるペイメント・ネットワーク(American Express、China UnionPay、Discover、JCB、Mastercard、Visaなど)。請求の仕組み上この情報が必要な場合を除き、クライアントによる提供は任意です。 |
ADE010 | デバイス・チャネル | N | 拡張 | 取引に使用されるデバイス(BRW、APP、3RIなど)。請求の仕組み上この情報が必要な場合を除き、クライアントによる提供は任意です。 |
ADE011 | 認証タイプ | N | 拡張 | 取引に使用される認証タイプ(NPA(非決済)、PA(決済)など。請求の仕組み上この情報が必要な場合を除き、クライアントによる提供は任意です。 |
ADE012 | 加盟店ID | C | 拡張 | 内部加盟店ID(アクワイアラーが割り当てたIDではありません)。請求の仕組み上この情報が必要な場合は、クライアントによる提供は条件付き必須です。これは、ライセンス・サーバーが(個別の加盟店IDの計算によって)決済代行会社の規模を判断するのに使用されます。 |
ADE013 | 加盟店アクワイアラーIDインデックス | C | 拡張 | 加盟店のアクワイアラー加盟店IDのインデックス番号。請求の仕組み上この情報が必要な場合は、クライアントによる提供は条件付き必須です。これは、ライセンス・サーバーが(個別の加盟店IDの計算によって)決済代行会社の規模を判断するのに使用されます。 |
Tech support data (core): GPaymentsがトラブルシューティングおよびプランニング目的で使用する情報です。インスタンス・サーバで条件付きで利用できない場合を除き、送信が必要です。
ID | 名前 | 必須 | グループ | コメント |
---|---|---|---|---|
AD001 | ActiveServerバージョン | Y | コア | ActiveServerのバージョン(v1.0など) |
AD002 | OS名 | C | コア | OSの名前(Ubuntuなど) |
AD003 | OSバージョン | C | コア | OSのバージョン(16.04.5 LTSなど) |
AD004 | データベース名 | C | コア | データベースの名前(MySQLなど) |
AD005 | データベース・バージョン | C | コア | データベースのバージョン(5.7など) |
AD006 | Javaエディションおよびバージョン | C | コア | 使用されているJavaのバージョンのエディション(OpenJDK 1.8.120など) |
AD007 | ノード数 | C | コア | インスタンスのノードの数(2など) |
7.指定した情報を確認し、インスタンスをアクティブ化します。変更が必要な場合は BACKを、そうでない場合は FINISHを選択します。
5.アクティブ化¶
以下のような製品アクティブ化キー(PAK)が表示されるはずです。
1.この後使用するため、この値をクリップボードにコピーします。
2.ActiveServerダッシュボードに戻り、Deployment > Activation Statusに移動して、MyAccountから詳細情報を入力します。
- MyAccount Login Name:インスタンスをアクティブ化したアカウントに登録されている電子メールアドレス。
- PAK:クリップボードにコピーした製品アクティブ化キー。
4.ACTIVATE ボタンを選択します。成功すると、Activation StatusがWaiting to restartに変更されます。
5.変更を有効化し、アクティブ化プロセスを完了するには、インスタンスを Restart(再起動)します。