DSプロファイル
ActiveServerは単一のインスタンスで国際ブランドのProduction Directory ServerとGPayments TestLabs両方に接続できるDSプロファイルをサポートしています。
Production Directory Servers:Directory Serversページで設定された国際ブランド(American Express, Discover, JCB, Mastercard, UnionPay(銀聯) and Visa)ディレクトリサーバー。
TestLabs:GPayments TestLabsは、Directory ServerとAccess Control Serverで構成されます。クライアントがActiveServerインスタンスで機能テストを実行するためのさまざまなカード会員シナリオが設定されています。 ActiveServerでサポートされているすべての国際ブランドは、TestLabsでサポートされています。
TestLabsセットアップ¶
TestLabsへの継続的なアクセスが必要な場合は、TestLabs DS通信用に追加のポートを開く必要があります。これにより、実稼働国際ブランドのDirectory Serverを使用するのと並行してTestLabsでテストできます。追加のポートは、GPayments TestLabs Directory Serverから外部からアクセスできる必要があります。設定は application-prod.properties
に追加する必要があり、以下にプロパティの例を示します:
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 | ##----------------------------------------------------------------- ## GPayments TestLabs DS ports ## ## GPayments TestLabs directory serversのDSポート ##----------------------------------------------------------------- ## Visa TestLabs as.testlab.visa.port=9800 ## falseにセットすることでDSのリスニングポートはオフになります # as.testlab.visa.enabled=false ## Mastercard TestLabs as.testlab.mastercard.port=9801 ## falseにセットすることでDSのリスニングポートはオフになります # as.testlab.jcb.enabled=false ## American Express TestLabs as.testlab.amex.port=9802 ## falseにセットすることでDSのリスニングポートはオフになります # as.testlab.amex.enabled=false ## Discover TestLabs as.testlab.discover.port=9803 ## falseにセットすることでDSのリスニングポートはオフになります # as.testlab.discover.enabled=false ## JCB TestLabs as.testlab.jcb.port=9804 ## falseにセットすることでDSのリスニングポートはオフになります # as.testlab.jcb.enabled=false |
application-prod.properties
の設定の詳細については、クイックスタートガイドを参照してください。
Trans-typeパラメーター¶
DSプロファイルを使用するには、Production Directory ServerとTestLabsを切り替えるための認証URLにtrans-type
クエリパラメータが必要です。デフォルトでは、テスト目的で、すべての認証リクエストはGPayments TestLabsディレクトリサーバーに送信されます。本番環境に移行するときに、APIリクエストを国際ブランドのディレクトリサーバーに送信するには、 trans-type=prod
クエリパラメータをAPI URLに追加する必要があります。
なぜtrans-type=prod
クエリパラメータが必要なのか?
API URLにパラメーター「trans-type」を追加することで、テストが完了するまではGPayments TestLabsを使用し、認証要求が誤って国際ブランドディレクトリサーバーに送信されないようにします。
認証リクエストを本番ディレクトリサーバーに送信する場合は、以下のエンドポイントにtrans-type=prod
パラメータを追加する必要があります。
たとえば、 InitAuth
は本番ディレクトリサーバーの場合、次のURLhttps//api.testlab.3dsecure.cloud/api/v2/auth/brw/init?trans-type=prod
で呼び出されます。
上記のとおり、このパラメーターが指定されていない場合、認証リクエストはGPayments TestLabsに送信されます。APIの仕様の詳細については、APIドキュメントを確認してください。
trans-type
パラメータが期待どおりに機能しないのはなぜですか?
サーバー側の設定 as.auth.allowed-trans-type
がAPIパラメータを上書きするように設定されていないことを確認してください。詳細はクイックスタートガイドでご確認ください。