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DS設定の管理

ActiveServerでサポートされるすべての国際ブランドはSettingsタブのDirectory Serversページで管理できます。

  • Production:国際ブランド(Visa、Mastercard、JCB、American Express、Discover、UnionPay、eftpos)本番環境プロダクションディレクトリサーバー
  • TestLab:GPaymentsのディレクトリサーバーアクセスコントロールサーバーで構成されるTestLabsActiveServerインスタンスで機能テストを実行するためのさまざまなカード会員シナリオが構成されています。これらの構成の大部分は、TestLabsをサポートするためのプリセット構成であるため、変更はできません。詳細については、TestLabsガイドを参照してください。

ユーザーアクセス

ユーザーがDS設定を管理するには、System adminロールが必要です。

Directory Server - Settingsタブ

国際ブランド設定を編集するには:

詳細を表示するには、ページ上部の適切な国際ブランドを選択します。

設定

Settingsセクションでは以下の設定を編集できます:

  • Cache refresh interval - 使用可能なすべての国際ブランドのPResキャッシュが更新される間隔。 PReq/PResメッセージは、ActiveServerによって利用され、利用可能なACS、DS、および3DSメソッド呼び出しに使用されるURLでサポートされるプロトコルバージョン番号に関する情報をキャッシュします。データは、DSによって設定されたカード範囲ごとに整理されます。 ACSとDSがサポートするプロトコルバージョン番号で提供される情報は、アプリベース、ブラウザーベース、および3RIのフローで利用できます。この交換は少なくとも24時間に1回、最大でも1時間に1回行われることが3DS2仕様の要件です。(単位: 時間)

  • Cache update - これは、Directory Serverと一定の間隔で実行されるPReq/PResプロセスを有効または無効にするスイッチです。PReq/PResプロセス中に、ActiveServerはPResで指定されたカードレンジをキャッシュします。 また、カードレンジタブより、ActiveServerが自身のキャッシュに現在保持している各Directory Serverプロバイダーのカードレンジを確認できます。

  • 3DS Server URL - チャレンジの完了後にDSがRReqメッセージを送信する3DSサーバーのURL。

    • 3DS Server URLに値が設定されていない場合、デフォルトのURLが入力されます。デフォルトのURLは、外部URL(またはAPI URL(存在する場合))からのドメイン名、application-prod.propertiesファイルにて構成したDSのポート番号から設定されます。
    • Production Directory Serversの場合、3DSサーバーのURLは環境/ロードバランサーの設定に完全にカスタマイズ可能であり、サーバーのURLとは異なる場合があります外部URL
    • TestLabs Directory Serverの場合、3DSサーバーURLはサーバーと同じドメインを持つ必要があります外部URL(またはAPI URLの値が設定されている場合。)
  • 3DS Server Operator ID - DSが割り当てた3DSサーバー識別子。各DSは各3DSサーバーに個別に一意のIDを提供できます。これは通常、国際ブランド・コンプライアンス・プロセス中、あるいは終了時に提供されます。このフィールドがAReqおよびPReqメッセージに存在する要件はDS固有です。

  • HTTPS callback port - ASが認証中にHTTPS通信をリスンするポート。

  • External URL - DSが認証中にコールバックするURL。

    注釈

    外部URLの更新時に3DSサーバーURLが既に設定されている場合があります。

    重要

    上記のURLの場合、システム機能が正しく実行されることを確認するためにURL妥当性確認が実行されます。妥当性確認では、URLにパスまたはクエリ文字列が含まれていないことを確認します。

    例: https://domainname<:port>は妥当性確認に成功しますが、https://domainname<:port>/path?queryStringは失敗します。

タイムアウト

Timeoutsセクションでは以下の設定を編集できます:

  • Preparation Response (PRes) - PResメッセージのタイムアウト時間
  • Authentication Response (ARes) - AResメッセージのタイムアウト時間

サーバーURLリスト

Server URLsセクションでは、国際ブランドDSのアドレスのDS URLを入力できます。

Default URLはAReqとPReqのメッセージをDSのプロバイザーに送信する際に使用されます。

DSのプロバイダーによってはAReqとPReqのエンドポイントが違う場合があるので、PReq URLはオプションで入力できます。この項目に値を設定した場合はDefault URLの値を上書きし、設定していない場合はDefault URLがPReqにしようされます。

注釈

国際ブランドのメッセージの送信を無効にする場合は、デフォルトURLPReq URLのURLを削除します。これにより、その国際ブランドへの認証要求の送信が無効になり、PReq / PRes処理は無効になります。